変形性膝関節症は、
ご高齢の方で発症しやすい変形性疾患の一つです。
男女比は1:4で女性に多くみられ、
高齢者になるほど罹患率は高くなります。
主な症状は、膝の痛みと水がたまることです。
初期では立ち上がり、歩きはじめなど動作の開始時のみに痛み、休めば痛みがとれます。
しかし、進行していくと正座や階段の昇降が困難となり(中期)、
末期になると、安静時にも痛みがとれず、変形が目立ち、膝がピンと伸びず歩行が困難になります。
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変形性膝関節症の病態像
膝は太ももの骨(大腿骨)とスネの骨(けい骨)、お皿(膝蓋骨(しつがいこつ))の3つが、
曲げ伸ばしに合わせて、滑らかに動く必要があります。
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しかし、何らかの原因によりこの3つの骨の位置関係がズレていると、
滑らかに動かせることができません。
その結果、膝関節にストレスが生じ続けることで、
軟骨が磨耗し痛みが生じてしまいます。
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もちろん肥満や遺伝的要因も関与しています。
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また骨折、靱帯や半月板損傷などの外傷、化膿性関節炎などの感染の後遺症として発症することがあります。
加齢によるものでは、関節軟骨が年齢とともに弾力性を失い、
使い過ぎにより軟骨がすり減り、関節が変形します。
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診断と治療
問診や診察、時に触診で膝内側の圧痛の有無、
関節の動きの範囲、腫れやO脚変形などの有無を調べ、
X線(レントゲン)検査で診断します。
必要によりMRI検査などをします。
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上記の検査を神奈川脳神経外科クリニックにて行い、
AAAでは、診断・病状等踏まえ、レントゲン写真をもとに、リハビリトレーニングを行います。
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AAAでのリハビリトレーニング
3つの骨が滑らかに動くことが目的ですので、
膝関節だけでなく、股関節や体幹、足部のリハビリトレーニングが必要となります。
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🟢パワープレートでほぐす
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膝周囲や、股関節、足首周りの硬くなっている筋肉をほぐしていきます。
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🟢ストレッチマシンで股関節を柔らかくする
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股関節の動きを出すことで、膝関節への負担を軽減させていきます。
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🟢スリングマシンで股関節を柔らかく動かす
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さらに股関節を動かしていきます。
自分で楽に動かせるかどうかがポイントになります。
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🟢膝関節周囲をしっかりさせる
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膝についている筋肉(大腿四頭筋)をしっかりさせていきます。
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🟢パワープレートで弱いところの筋力強化をする
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お一人お一人の姿勢や動きから、
弱くなっている筋肉をしっかりさせていきます。
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🟢バイクで柔らかく動かせるコツを掴む
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柔らかく滑らかに動かすことで、柔軟な関節運動と筋肉を作っていきます。
また、有酸素運動をし体重をコントロールすることで、
膝への負担を軽減させていきます。
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🟢パーソナルケア・トレーニング
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お一人ではなかなかできない運動やトレーニング、
また運動では取りきれない硬さをマンツーマンでスタッフが対応します(別途オプション)。
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多くの膝関節に不安を抱えている方が通われています。
お気軽にお問い合わせください。
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